前評判が高かった割には、それに応えられていないという感じですね。

出玉性能も、ARTが連打しても増えない、ボーナスが連打で来るわけでもない…正直どっちつかずで総合的にダラついた展開で辛い印象が強いです。

初代リンかけは、間違いなく当時の５号機の中でトップレベルの射幸性があったので、それを打っていた人はゲーム性よりもその時の射幸性の印象が強く残っていたので、それを超えるような荒さを求めていたと思われます。
初代と違うゲーム性にすることは決して間違いではないのですが、高設定での安定性よりも、新鬼武者のように低設定でも偶然の夢がある仕様のほうがウケてた可能性が高かったと思います。
あとART中のゲーム数上乗せは、そのゲーム数がハッキリみえるようにすべきだったと思います。

ボーナス確率やART突入率が非常に高い展示会仕様の台を短時間しか打てていない状況下で評価が間違っていたと言われればその通りなのですが、今回はどうにもメーカーにおどらされてしまったように感じます。
いきなりお○き合いパチンコが登場したり…

どっちにせよ、自粛期間が終了した後のART機新台ラッシュで一気に撤去対象まで落ちてしまう可能性が高いでしょう。

すべてにおいて
ありきたりすぎて微妙です。

正直感じたのは、
演出内容やスペックなどがありきたりすぎて、インパクトが薄かったように思います。
どうも今ひとつパッとしなかったですね。
自粛明け導入を加味しても、年末まで持ってくれるのかどうか微妙感がただよいます。

…こんな評価するの、４号機時代の吉宗や北斗の拳以来じゃないでしょうか。

正直、ここでの評価も異様に高い方々が多いので気になっていましたが、
遅ればせながらようやっと試し打ちできました。
感想としては試打前の想像を遥かに超越するような出来映えです。
緑ドンで作られた記録が、緑ドンによって塗り替えられ、
緑ドンで作られた記憶が、緑ドンによって塗り替えられる…
そのように感じた台です。

ちなみに、展示会やカタログに表示されている仕様は純増1.5枚だったのですが、実際に発売されるのは純増1.8枚です。
ボーナス確率やART突入率は純増1.5枚の仕様となんら変わっていないそうです。
メチャクチャ甘くなりそうな予感はするのですが・・・。

通常時・ART中の期待感・躍動感・継続が続いた際の終わる気がしないという感覚…どれを取っても非の打ち所が無いです。
ロケットモードが超アツすぎです。

内部的にボーナス確率が上昇している見本機仕様を打ち続けて高評価をしてしまい、実際に営業し始めると思ったよりもキツすぎて評価が一気に低下してしまった機種がいくつかありましたが、この緑ドンに関していえば、その心配は無いと思います。
自分のこの評価は内部確率がちゃんと通常のものを２時間かけて試打を行ない、その結果の評価です。
５号機の歴史に大きな１ページが新たに加わるのではないでしょうか？
100点満点中、200点欲しいくらいですね。
★×10という感じです。

最初の導入台数は半列〜１列くらいがいいと思います。
自分の評価で１ＢＯＸ以上という評価をしているのは、将来的にスロット増設を考えた際に、その増設シマに導入するスロットの第１候補に挙がるのでは…という考えで、それを踏まえた上であくまで、最終的に１ＢＯＸ以上という台数に育っていくのではないかとの見方です。
最初から１ＢＯＸを超えるといった、店のキャパシティを超越する台数を導入すると、間違いなく台数過多を引き起こすことになってしまうので、店舗ごとのキャパシティに応じた適正台数を検討した上で初期導入しておき、手ごたえを確信してから増台導入すればいいのではないかと思います。

あと、Sammyのマイスロみたく、携帯との連動機能が搭載されています。
しかも、マイスロと違ってパスワード入力無しで使用できるので使い勝手は高いと思います。
もっとも電話機そのものを変えると、それまでのデータが無効になってしまうのは欠点ですが…。

この台が本当に育っていけば
もしかしたら将来的に緑ドン専門店みたいな店が出てくるかもしれません。

また甘デジに違うスペックが出たのですか…？
スペックは現在出ているものを、さらに遊びやすくした感で、
それなりな稼動はすると思います。

…と言ったところで、
このスペック、たしか全国レベルで展開している大手企業さん専用機なんですよね？
過去にもいくつかありますけど…

だったら、部外者は何も言いますまい。

簡単にいうと、スペックというより
キラーコンテンツの力で押し切ってしまいそうです。
４号機の猪木を、現在の５号機スロットに合わせて再現している部分は、なつかしくもあり、面白いところでもあると思います。
現在ヒットしている蒼天の拳は、感覚としては４号機の北斗の拳、
ルパンにおいては、チャンス時に不二子が頻発する様子なんか４号機の主役は銭形みたいなものです。
猪木は、チャンス役当選後にARTが潜伏してたら、前兆としてタオルが頻発するあたりは、そのままだと思います。
総合して、仕上がりは無難以上なデキで、幅広いユーザーに対して満足感を与えると思います。
30000台が多いと感じるか否かは別として、機械代としてもリーズナブルではないでしょうか。

新筐体にして、レバーにMAXBET機能を付けたり、ストップボタンを押せる速さを業界一にしてみたり…と独自路線で目指していることは分かります。

…でも、せっかくの性能＆やりたいことと、ゲーム内容＆演出内容がかけ離れすぎてしまって、どうにも歯車がかみ合っていないのですよね…。

まず、小役でのアツい瞬間を設けていないので、通常時においてどういう時に期待して良いのか不明確。
ビッグを引けばそれなりに一撃期待度はあるものの…プレミアムと思える非常に遠すぎるビッグ確率。
液晶演出の内容が…独自路線すぎて異常なくらいつまらなく感じてしまう。

…私だけかもしれませんが、この機種で大当りしてしまうと、せっかくのヒキをムダに使ってしまった感により逆に後悔してしまいそうな感覚を覚えてしまいました(汗)

…ぶっちゃけ、必要性を感じていないです。
同じ値段での機械代ならば猪木ライクニューのほうが投資できると思います。

試打感は、このメーカーとは思えないくらいの出来映えです。
ゲームシステムやスペックに関しては他メーカー製のスロットに追いついてきているのですが、演出内容など細かなところを見てみると、まだまだ穴が多いように感じます。
でも、バラエティならば検討できる余地はあると思います。

設置されたら間違いなく最初は触ってくれると思います。
しかしながら、期待ハズレになってしまう予感を非常に強く感じます。

なぜならば、当時の戦国無双を打ちこんだ人は、慶次を選んで無限ARTの一撃にすべてをかけていたと思います。
すなわち、射幸心の高さを求めていたユーザーが選択していたのではないでしょうか？
この戦国無双猛将伝は、ART初当たり＆連チャン数を重視してしまい、１セットあたりのゲーム数が他機種と比較すると短い上に増えない（むしろ減るときがある）ため、ARTで持たせながらボーナス連打で増やすタイプか？…と言われると、ボーナス合成確率が高くない上に獲得枚数も少なめ…ですので、結局のところ終始ダラ〜〜〜〜ッとした展開になってしまうのでは？…と思います。
そのダラ〜〜〜〜ッとした展開を、射幸心の高さを求めるユーザーが果たして納得できるのかどうかといわれたら、NOとしか言えないです。

演出クオリティは高くなっているものの、宝の持ち腐れみたいになると思います。悪魔城ドラキュラ?みたいに…。

もっとも支持される可能性もゼロではないにせよ、
射幸心を求めるユーザーの期待に応えられていないため、
「裏切られた」という感想を持たれるユーザーが多くなると思います。

さらには、同時期他機種と比較すると機械代が高い上に台数シバリがあるので、ますます検討しにくいです。

ボーナスのみのシンプルなタイプとして打てば、
試打感は悪くなく、むしろバラなら意外に打ってくれるかもしれないです。

ART機の時にも感じましたが、演出クオリティがどうも今ひとつなのが引っかかります。
演出のドタバタ感は、むしろノーマルなボーナスタイプ向きなのですが、そう考えると、惜しい気がします。