ジャグラー系というカテゴリで見ると、
十分評価に値する稼動推移を見せています。
老朽化が進んでしまった認定機の代わりを担ってくれています。

個人的な感触ですがハッピージャグラーと同じくらい良く感じます。

やっぱり。

…っていうか、予想以上の動きです。
悪い意味で。

簡単に言えば、CR牙狼XXの右打ち消化中の確変大当りをほぼ２Ｒにしたようなものです…っとセールスしていました。

映像は過去の同社製品との比較するとかなりレベルアップしています。
ただ、スペック内容が厳しい気がします。
初回の15R当たりの約54％で超忍道モードに突入し、引き戻し含め約95％継続と聞くとすごそうなスペックに見えるが…いかんせん、そのほとんどが２Ｒで、逆に15R当たりを引くと終了のピンチって…現在のバトルスペックとは真逆のゲーム内容です。
時短となるリベンジゾーン中の大当り確率が約1/37.4という期待感は評価できますが、その分も加味して約95％継続なので純粋な継続率は落ちてしまいます。

ただ、古い過去において低T1Yで高継続のMAX機種がことごとく酷評されたことを思い返すと、自信持って導入とはいかないと思います。
導入してバラエティ１〜２台くらいでしょうか。

ミドルやMAX機で実績が残った機種が甘デジ・ライトミドルになって稼動したという傾向はありますが、
そうでなかった機種が後発で甘デジ・ライトミドルになって評価されたという記憶がほぼ皆無です。
（もし、ミドルやMAXが評価が低く、甘デジの評価が高い機種があるならば、それは両スペックを同時発売したものと思われます。）

…その流れから考察すると、おそらくこの機種も……（汗）

試しにこの1/299スペックもじっくり打ってみましたが…
あくまで個人的観点なのですが、もしかしたら意外に使えるかもしれません。
ちなみに感覚的に1/349スペックと比べ若干辛めです。

でも、選択するならば無難に売れている1/349スペックだろうね…。

このメーカーなりにがんばっていると思います。
MAXで2400GのARTゲーム数上乗せという一撃の夢はあります。
しかしながら、通常時が当たる気がしなくなるくらい重たそうです。
他にも昨今のART機と比較すると穴が多そうに思います。

正直、鬼浜のアレが起こってしまった時と同じ筐体なので、ゴト対策はきちんとされているとは思うけど、筐体に対する信用度が無い。
それと他機種がトータル的レベルが高いのでパスします。

…恐ろしい台ですね、台粗利が(汗)。

細かい説明無しで単純に海系という観点で見れば、
十分に検討できると思いますし、必要な台ではあると思います。

ただ、以前のような古い海をすべてとっかえっこしてまで導入する機種配置にはならないと思います。
海系以外のミドル機が思わしくないという最近の傾向があるものの、海系でも以前よりも短いスパンで別バージョン含め新台が登場している流れもあり、それを踏まえると以前のように海に頼った営業はしにくいのではないかと思います。

まあ、半列レベルで、現行のギンパラ２MKFや沖縄海桜MAXなどを新海に変更するような戦略でいいかと思います。

…もし、メーカーが以前のように本当に海神話を復活させたいのであれば、今回のようにデモ画面でのパズルゲームというより、パチスロのマイスロシステムみたくユーザー参加型の携帯連動機能を搭載してもいいのかと思います。…で、新たなユーザー層の囲い込みを行なうようにしてもよかったのではと思います。（直接関係ないけど……）

ここでは甘デジに分類表記されていますが、自分に言わせたら仕様はまちがいなくMAX以上のドキツいスペックです。

仕様が複雑に思えるけど、
説明を簡略化すれば、大当り確率約1/475で２Ｒ出玉アリ確変大当りに突入し、以後97.3％で確変が継続、確変終了後は時短ほぼ無しと思えばいいと思います。
大当りを得るのに平均475回転を要するものの、大当りすれば一撃で平均約8000発もの出玉を約30分で得られるスペックと思えば単純です。
ヴァン・ヘルシングみたくややこしい知識が必要が無い分、平等に打てるでしょう。

一撃性のスペックを知った時に、それに対してヤミツキになったユーザーが追いかける可能性はあると思います。
ただし、他にも似たようなゲーム内容のパチンコが数機種登場することも踏まえ、バラエティで様子見という戦略でいいと思います。

そ、そろばん！？

…いや、ストップボタンの操作性に対するひとりごとです。
短い時間でひたすらブン回したいユーザーが打っててクセになるかもしれません。
目押し不要の機種だからこそ、このスロット筐体の性能が活かせるでしょう。

…でも、冷静に考えて必要か？…といわれたら、おそらく選考外です。
百歩譲ってバラ１台でしょう。