いわずと知れた名機のリメイク。

疑似リール・リメイクにいい印象がないので評価が低くなりがちだが、スペック自体は悪くないと思う。

あの音はやはり世代的にはたまらないし、一定以上のユーザーは期待する機械。

サミーが販売台数を抑えないのはわかっていることだし、どこでも入るのはある意味平等。

自店の台数さえ間違えなければ、番長以上は使えると思う。

２年少々ぶりの平和の看板版権。

スペックは今流行りのＶ確ＳＴ、特に特筆すべき点はない。

作り込みもいたって普通、小型液晶３つとドットチャンスボタンも震えようがなにしようが普通。

プロレスが好きな人はそれなりに喰いつく程度。

あった方がいいかもしれないが、牙狼・ヱヴァ・北斗・慶次は超えられない。

ＳＰの検定前、３の認定切れ前に出すタイミングに◎。

リールも見やすく目押しが前よりしやすいと感じた。

完全告知機がいいかどうかは別として、機械の作りは全く問題がなくカエルが使える店は使えると思う。

ジャグラー同様入替して稼働が上がるわけではないが、固定島のアクセントにはなる。

新筐体で演出も役物もド派手、ハンドルのボタンも斬新。

個人的には液晶のデカさも、確変中の利根川の顔もウザいとしか感じなかった。

ただスペックは無難なので版権が好きな方は無難に打つと思う。

あってもいいがなくてもいい。

スペックの切り込み方は評価できると思う。

通常時の液晶演出に安さを感じるが、確変中はそれなりのデキ。

原作を見ていた人は声や音楽に懐かしさを感じてくれるはず。

ただリピーターになるかはスペックが受けるか次第。

良くも悪くも奥村クオリティ。

演出作り込みうんぬんよりも、このわかりにくいスペックを１スペックで出してきたことがわからない。

機械自体は普通かそれ以下、映画版権の使いづらさがよく分かる機械。

１２月にパチンコで先に出るという点、演出の作り込みはプラス材料。

ただ黄門ちゃまという版権と、演出・スペックのバランスが悪く、販売台数も多め。

機械がないから入れるというレベルでは、入れないで様子を見た方がマシ。

そもそもどこのニーズに合わせて作られているかがわからない。

海ユーザーも新台ユーザーも触りにくい演出、スペック。

誰得なのか、、、。

慶次の世界観が壊れていない、スペック無難な点は評価できると思う。

ただ慶次ファン以外が打つかと言われれば微妙。

販売台数とのバランスになるが、ありふれてる微妙な台よりは使える印象。

００９の方がデキはよかった。

以前の作品の音楽や世界観をある程度引き継いでいる点は◎。


年配層と前作ファンに支えられて、まったくダメということはないと思う。

ただスペックのこれじゃない感はぬぐえない。