1/48スペックは、電サポ中に引いても電サポ18回しか無く、いかにST中の６回転で大当たりを何回引けるか？という流れになる。
出玉というより大当たりそのものをサクサク当てるプロセスを提供する台。

正直、液晶でスロットを模している演出のパチンコは実績が乏しいと思う。
余計なアクションが無いのは潔い感じだが、擬似連中心のゲーム性になるので総じてダルくなりがち。

バラエティ内でニッチ層に打ってもらうような感覚でいいと思う。
これで一定に保てば儲けものという考え方でいいんじゃないかな。

映像レベル＆サウンドクオリティは間違いなく★×５以上のものを持っている。

しかし、スロットとしてのシステムを総合的に考察すると★×２。
映像＆クオリティで打つというユーザーもいるけど、多くのスロットユーザーは出玉性能と、その出玉を獲得するまでのプロセスで追いかけるので、スロットとしての性能評価を重きに置くと…やっぱり★×２。

十字架システムを継承してても、映像の迫力の割にあのダラダラ感はいただけない。
自分にはどうにもメインのドラキュラバトルボーナスが１セット約140枚も獲得できているのか不明で、それよりも低い気がした。
設定ごとの出率があのマジカルハロウィン２と同じって言われても、ユーザーにとっては体感的にキツく感じてしまうんじゃないかな。
せめてART主体ならば、１Ｇ当りの純増は＋２枚は超えててほしかったところ。
仮に設定不問の爆発力を秘めていると仮定しても、マジカルハロウィン２やスパイガールには到底及ばない。

最近のKPE製は結果が残っている機種は確かに多いし、前作の結果＆演出レベルの高さから完全無視というわけにはいかないが、
正直、この機種はコアなファン層向けな設置台数でいいと思う。

「アンジェラは好きかも(笑)。
サキュバスに敗北したからって、私は責めたりしないよ、ラルフ・Ｃ・ベルモント君。
サキュバスにあんな攻撃を実際に受けると骨抜きにされてしまうな(爆)」

…っていうようなコアなファン向けですね。

いたって普通な感触の台。
バラエティや低貸で平均くらいの稼動をしてくれれば…と思う。
過度に期待しすぎなければ。

夜中に一人で設定変更するのが何か怖い機種だ(汗)

前作と違い、現在主流のボーナス+ART機。
赤７頭のボーナスからのART突入率が高いのが特徴である。
ARTばかりに注目されがちだが、どちらかというとART中にボーナスの連チャンによって出玉を得る仕様と捉えたほうがいいだろう。

演出は…正直、過去のアリスト製にあるようなバランス内容。
最初だけで、その後が長持ちしないことが多かったが、今回も例外ではないと思う。

入替を行ないたいが、機種が無い…という状況下になれば、こういったコンテンツの台でも売れるかもしれないが、他にあるので…
強いていえばバラエティにおけるテコ入れ目的かな？

試打していないので何ともいえませんが、
バジリスクに近い感じのART主体機です。

ただ、前評価が非常に高かったパチスロ蒼天の拳のユーザー評価が案外だったことを考えると、ART主体機に対して積極的になれないというのが実情です。

導入目的が、稼動を下げているスロットに対するテコ入れというような目的ならば一考です。

役デジでなく、デジパチでCR牙狼みたいなゲーム性を再現させた工夫に脱帽。
CR松方弘樹の名奉行金さんXXと違い２Ｒ当りを廃しており、
決戦チャンス（=電サポ有り確変）の突入率50％、継続率81％という作りは
CR牙狼みたいな感じ。
電チューでの消化時間を大幅に短縮して当り→当りの時間を短くしている上、しかも連チャン中の当り消化を右打ちで行なうため、その時間も短く、総じてスピード感がある。

演出レベルは最近のサンセイらしく、クオリティが高い。

ただ、１回当りの出玉がショボく、消化に対するスピード感はあっても出玉感が伴なっていない感触はミドルゆえに仕方ないのだろうか？
短時間で出玉獲得を期待する目的のユーザーにとっては正直言って物足りなさを感じてしまうだろう。

初当り時の決戦チャンス非突入となる50％のうち31％が潜伏確変状態になるため、初回当り時のみ次回大当りのチャンスは広がる。

総合すると、こういったスペックを好むユーザーに対しての訴求という意味で四半列くらいまでなら…という感じ。
ただ、単発で終了して少ない回転数でヤメた台をハイエナで狙う人が出てくることが考えられるので、それに対する対処はちゃんと考察する必要があるだろう。

試打前は、正直８Ｒと15Rの振り分けってどうなの？
そしてレバー付き筐体に実績が無いので、それがいちばん引っかかるけどどうなの？
そんな感触でした。

実際に打ってみると、演出クオリティがホントに高く、シリーズを重ねるごとに確実に進化しているのが第１印象です。
スペックは確変中に15R当りを多く引くことで出玉を得るタイプで、８Ｒ時が確変or時短でヒヤヒヤさせられる内容です。
でもCRルパン三世とかで結果を残しているスペック内容なので、それが大きな懸念とはならないと思います。

…となると、正直いちばん引っかかるのは、やはりレバー…でしょうか。
マクロスと比較して、動かす頻度は少なくなっていると思われるし、操作性自体もセミオートで動いてくれることもあり、それは改良点だと思いますが…その部分における不安は残ります。

でも、総合するとエヴァ使徒再び→エヴァ最後のシ者の時みたいな、ユーザーが酷評するというケースはとりあえず無いと思います。
エヴァ奇跡→エヴァ使徒再びに変わった際にユーザーの評価や関心が高かったので、そうなってくれることを期待します。

適正となる台数がどのくらいなのかは正直どうなるかは店舗規模次第だとは思いますが、エヴァ最後のシ者を導入した台数とほぼ同じなら無難に使えると思います。

…でも、上記のことを踏まえても発売予定台数が異様に多いと感じたのが私の考えすぎならいいのですけど…。

スペックでいえばCR仮面ライダーMAXエディションの潜伏確変比率を下げたスペックなので、
単純にそれだけを評価すれば★×５でしょう。

…でも、ミドルのCRあしたのジョーの成績が下落しており、ユーザーの評価が落ちるとこまで落ちている状況で甘デジじゃなくMAXという流れがすでに評価を下落させている。
昨年のCRぱちんこキン肉マン→CRぱちんこキン肉マンMAXと同じ流れで結果がどうなるかが見えている。

とどのつまり、必要性を感じない。

そして多くの人が、
最初からこのMAXスペックで販売していれば・・・って思っているんじゃないかと思います。
もう遅すぎるけど。

超ニッチャーな台とは思っていましたが…

設置台数が少なすぎるため参考にできないのが現状です。
ARTの１Ｇ当たりの純増枚数など、性能が非常に高いのであればもう少し需要があったと思われますが・・・

ちなみに今日（2010年５月17日）現在において私の住んでいる県でこの機種が導入されている店は…
なんと１軒もありません(汗)

この女性向けコンテンツを細く長く活かしたいのであれば、
無難に甘デジでいいと思う。
このメーカー製の甘デジは、
CRAベルばらもCRA上へまいります３も実績は出ているし、
それらを考慮したら…別に難しく考える必要はないと思うよ。

個人的に思うが、甘デジの中でも
このメーカーの傾向として３ＤのＣＧ系演出パチンコは乏しいが、
２Ｄの女のコ向けコンテンツは安心感があるのか、わりと受け入れられる傾向があるからね。